足の指のテーピングは、ケガの予防や痛みの緩和、動きの補助などに効果があります。
用途によって巻き方が異なりますが、ここでは代表的なケース別に基本的なテーピング方法をご紹介します。
目次
🦶 足の指テーピングの目的と種類
✅ よく使われるケース
- 捻挫(ねんざ)予防・固定
- 外反母趾・内反小趾のサポート
- 指の間のまめ・擦れ防止
- スポーツ時の安定性向上(ランナー、登山など)
📌 ケース1:足指の捻挫時(突き指)
対象:第1〜5趾(親指〜小指)
巻き方(バディテーピング=隣の指と固定する方法)
- テープの準備:伸縮性のあるテープ(2.5cm幅)を約10〜15cmカット。
- 保護パッド:皮膚が擦れないよう、指の間にガーゼを挟む。
- 巻き始め:患部の指と隣の健康な指を揃え、軽く自然な位置で合わせる。
- 巻く:テープで2本の指を一緒に2周ほど巻く(きつくしすぎない)。
- 仕上げ:動きを確認し、痛みがないかチェック。
📝バディテーピングは、単独で固定しすぎないのがポイント。
患部の指に過剰な圧がかからないようにしましょう。
📌 ケース2:外反母趾のサポート
巻き方
- 5cm幅の伸縮テープを使用
- 親指の付け根(母趾球)にテープを貼り、外側に引っ張りながら足の甲を一周させる。
- 足のアーチをサポートするように足裏を通し、土踏まず〜かかとまで固定。
👣 外反母趾は、足の内側に引っ張るようにテンションをかけて、指が外に倒れるのを抑えます。
📌 ケース3:靴擦れ・まめの予防
- 足指の付け根や指先にパッドを貼り、その上からテープで軽く固定。
- 伸縮テープ(キネシオテープなど)を使うと快適。
💡 テーピング時の注意点
- 皮膚を清潔・乾燥させてから貼る
- 長時間貼りっぱなしにしない(蒸れ・かぶれの原因)
- テープを強く引きすぎない(血流障害)
フットケアの菊地さん
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