角質ケアを始める前に、まず皆さんにお伝えしたいのは「角質は肌にとって重要な役割を果たすもの」ということです。一般的には「お肌の問題の原因」と思われがちですが、実際にはなぜ角質が必要なのでしょうか?
タコ(胼胝)は不要な角質のかたまり
タコは不要な角質がたまったもので、皮膚に圧迫や刺激が繰り返されると起こります。皮膚は自身を守るために角質層を厚くし、表面に向かって増えて硬くなるのです。
タコは主に足の裏や親指の付け根によくできます。厚くなった皮膚は黄色くなり、段々と盛り上がってきます。
タコができた場所では、皮膚が硬くなり、感覚が鈍くなるため、最初は痛みを感じません。しかし、進行すると圧痛を感じたり、皮膚がひび割れて亀裂が生じると、強い痛みが起こることがあります。

角質は足の嫌な臭いの原因になる?
足裏にたまった角質は、嫌なニオイの原因になることがあります。
足の臭いが気になる方は、足裏の皮膚が半透明で厚く硬くなっていることはありませんか?これらは古い角質が皮膚の表面に現れたものです。
靴を履いていると、足は高温多湿な環境になります。足の裏には他の部分よりも汗腺が3〜10倍も多いため、結構な量の汗をかきます。蒸れて柔らかくなった角質を、雑菌が分解して増殖する際に嫌な臭いを発するのです。
つまり、高温多湿な環境が続くと汗をかき、角質が雑菌のエサになって増えることで、足の嫌な臭いが発生すると言われています。
フットケアの菊地さん
足が臭いと笑顔になれませんよ。
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