魚の目の芯は皮膚よりも深い部分にできるので、芯の部分をしっかりと削らないと完治しません。痛みの原因である芯が残っていると再発してしまいます。芯に対するケアをしっかり行い、数ヶ月かけて皮膚の再生を待つことが、跡を残さない適切な処置です。

※写真は魚の目(うおのめ)の芯を取り除いた後の画像
軽度・重度によって対処法は異なりますが、具体的には以下のような選択肢があります。
(1)市販薬を使って自分で治す方法
魚の目の薬が市販されており、液体タイプのほか、絆創膏(バンソウコウ)タイプのものがあります。スピール膏というシール(絆創膏のようなもの)を薬局で購入し、魚の目の部分に貼り付けます。貼りつけた部分の角質層をふやけさせ、白く柔らかい状態にして自分で削り取る方法です。

この対処方法は、角質をやわらかくする作用のあるサリチル酸を含む市販薬を使用し、角質層を2~3日かけて白くふやけさせた後に除去する方法で、魚の目の根の深さで効果が異なります。
貼ってから芯を取るまで2~3日の間絆創膏を貼り続けるなど、芯をふやけさせるまでの時間が必要です。軽度の魚の目の対処法として有効です。深い場所にある芯が残っていると、魚の目が再発したり悪化してしまうリスクがあります。
また、薬をあまり塗布しすぎると周りの健康な皮膚まで取り除いてしまうので十分な注意が必要です。これらの製品を利用する場合は、必ず取扱説明等を良く読んで、ご自身の状況に合っているのか確認をしてください。
(2)病院やクリニックを受診する
魚の目が悪化している場合は、早めに専門医のいる病院で適切な指示を受けるようにしましょう。皮膚科では魚の目の根の深さや大きさを調べ、状態に合わせた対処が行われます。一部を例としてご紹介します。
- 液体窒素で皮膚を凍結・壊死させることによって魚の目を除去する「冷凍凝固療法」があります。期間をおいて複数回繰り返し通院しなければならず、冷たいを通り越して刺すような痛みを伴います。
- 大きさと深さのあるウオノメに対しては、メスによる切除
- レーザーでウオノメの芯を焼く(保険適用外なので費用は高額になることがある)
特に、魚の目ではなくイボの可能性がある場合や、魚の目の周辺が腫れたり化膿してしまっている場合には、病院の皮膚科を受診して下さい。医師による対処が必要です。
病院やクリニックなどの医療機関では、魚の目ケア専門の機器を置いているところは稀なので、ドクターネイル爪革命をご紹介頂くケースもあります。(ドクターネイル爪革命から提携医療機関をご紹介することも可能です。)
フットケアの菊地さん
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