巻き爪だけど痛くないからとりあえず放置している方はいらっしゃいませんか?
巻き爪や陥入爪を放置していると、急に痛みが出たり、炎症が起きて化膿したりしてしまうことがあります。
今回は、巻き爪や陥入爪を放置することによる悪影響と悪化させないための対処法についてご紹介致します。
目次
巻き爪を放っておくとどうなる?
巻き爪を放置すると足に様々な症状が発生してしまうことがあります。
特に以下の4つの症状が発生する可能性が高くなってしまいます。
①痛みを生じる
爪切りをしたあとや普段履いていない靴を履いたあとに巻き爪が痛くなってしまうことがあります。
普段痛みがない巻き爪もちょっとしたことがきっかけで痛みが生じる可能性があります。
②指が腫れる・化膿するなどの炎症が起きる
巻き爪を放置すると、爪が皮膚を傷つけて炎症が起きてしまうことがあります。
長時間歩いた時や運動したときは、巻き爪に強い負担がかかり、炎症が起きてしまう可能性があります。
③タコ・魚の目などの足のトラブルを併発する
巻き爪になっているということは、靴のサイズが合っていなかったり、足のアーチが崩れてしまったりしていることが考えられます。これはタコや魚の目の原因にもなるため、巻き爪と一緒に併発する可能性があります。
また、巻き爪で痛みが生じると、痛みをかばって歩くことで、タコや魚の目が発生することも考えられます。
④巻き爪の重症度が悪化してしまう
巻き爪は1度巻いてしまうと自然に爪が元に戻ることはほぼありません。
そのため、足の環境や生活習慣が変わらないと症状が悪化して、軽度だった巻き爪が重度になってしまう可能性があります。
陥入爪(深爪)を放っておくとどうなる?
陥入爪はすでに炎症が起きており痛みも伴うので、放置することは少ないと思いますが、すぐに皮膚科を受診することをオススメ致します。
深爪は痛みもなく、自分が深爪かどうかも判断がつきにくいので、無意識に放置していることもあると思います。爪の切り方については別ページでご紹介しますので、少々お待ちください。
①深爪を放置した結果、陥入爪になることが多い
深爪を放置してしまうと、爪が皮膚に埋もれる状態になることがあります。
爪が皮膚に埋もれると、爪が伸びてきたときに皮膚を傷つけて炎症が発生し、陥入爪になってしまいます。
②皮膚に細菌が入り、悪化すると爪周囲炎やひょう疽になってしまう
①で説明したように、爪が皮膚を傷つけて炎症が起きることがあります。
その炎症部分に細菌が入ると化膿して爪周囲炎となります。
さらに深刻化し、爪の腹部まで化膿が悪化した状態がひょう疽となります。
③指が壊死する危険性が高まる
深爪を放置しただけでは指が壊死することはありませんが、②の状態を放置すると細菌の感染が指の骨まで進行し、指が壊死してしまうことが考えられます。特に糖尿病などの疾患がある場合は感染に対する防御機能が低下し、神経障害により痛みにも鈍感になるため、注意が必要です。
巻き爪や陥入爪が痛くない場合は放置しても大丈夫?治ることはある?
今までご説明してきたように、巻き爪や陥入爪は痛みがない状態でも放置することはよくありません。
フットケアの菊地さん
自然治癒することは考えづらいものだからこそ早期の対策が必要になりす。
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