日本にお盆が伝わったのは7世紀頃とされ、仏教形式でお盆の法要が最初に営まれたのは、斉明天皇(さいめいてんのう)の頃の657年と言われています。
しかし、当初は朝廷が営む供養として位置づけられており、実際に民間に普及し始めたのは鎌倉時代に入ってからとされています。
その後、室町時代には送り火の風習が現れ、江戸時代に入ると完全に庶民に定着し、僧侶が家々を回って棚経(お経)をあげるようになりました。
お正月にもご先祖様が帰ってくる?
実は、お正月も、お盆と同様にご先祖様が帰ってくる行事であることをご存知でしょうか?
日本には元来より祖霊信仰があり、ご先祖様をお迎えする行事は、仏教が伝来する前から年2回行なわれていたようです。
お盆とお正月、どちらも亡くなった方の魂をお迎えする行事ではありますが、仏事としての意味合いが強いほうがお盆で、神事としての意味合いが強くなったほうがお正月だと言われており、元来はお正月にもお盆と同様のお飾りをする形が正式とされています。
お盆休み
お盆の期間は、8月13日~16日の4日間(8月盆)が一般的です。
東京をはじめとする一部地域では、7月13日~16日の4日間(7月盆)で行われます。
フットケアの菊地さんより
今年は初盆なので調べてみました。素敵な休み時間にさせていただきます。