アーチ崩れによる主な足の変形

~アーチの続き~

開張足

開張足は、横アーチがなくなり、中足骨(足の甲にある5本の細長い骨)が扇のように広がっている状態を指します。

これにより、前足部への圧力が増大し、痛みを感じることが多く、皮膚が硬くなって厚みを増し、たこができることがあります。

シューズがこの問題の一因とされ、特にヒールの高い靴は、足の重心を前にずらし、横アーチへの過度なストレスを引き起こします。

また、開張足の人は、外反母趾になるリスクが増えます。

偏平足

扁平足は特に縦アーチが低下・消失し、足底が扁平した状態を指します。

立っている時や歩いている時、かかとから親指の付け根まで、足のほとんど全てが地面につきます。

扁平足は、年月が経つと、体重を支える際に痛みを引き起こすことがあります。また、スポーツをする上でも疲れやすくなると言われています。

外反足

外反足は直立して体重をかけた時に、内くるぶしが過剰に内側に倒れ込んだ状態です。

この場合、着地時の衝撃吸収が不十分になります。

扁平足に伴うことが多く、その場合、外反扁平足と呼ばれます。

凹足

凹足は、足のアーチが通常よりも高く、足の甲部分も高い状態を指します。

このことをハイアーチとも称します。この状態では、足の指の根元部分に重さが集中し、結果として痛みやたこが生じやすくなります。

また、凹足の場合、足アーチの柔軟性が低下するため、衝撃吸収がうまく行われない可能性が高まります。

フットケアの菊地さんより

足の変形は、爪の変形の可能性を高めます。

また、身体の不調もまねきます。

お困りの方はインソールや靴の見直しが必要です。歩き方なども大切です。

お困りの方はお気軽にご相談ください。

各チームでトレーナーをしているプロにご相談します。

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